(公開:2015年4月6日/更新:2021年2月11日)
こんにちはライターの井筒と申します。最近よく外出して色んな場所を徘徊しています。その原因となっているのが、Googleが運営するスマホ用ゲームアプリ「Ingress(イングレス)」です。
※IngressはAR(仮想現実)と位置情報を組み合わせたAndroid/iOS端末向けゲームです。詳しくは週アスPLUSさまの記事などを参照ください。
■(参照)アナタの知らない現実と仮想現実の狭間で世界を2分した戦いが勃発中!! – 週アスPLUS
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そしてさる3月28日(土)、Ingressの公式世界同時進行イベント「XMアノマリー:SHONIN 03」が、京都で開催されました。このイベントは今後のIngressのストーリーを左右する上でも重要。「私もエージェントの一人なんだから、このビッグウェーブに乗っておこう」と考え参加してまいりました。
京都に集結したエージェントは8000人(推定)!
当日は10時から参加受付開始。場所は京都の桜の名所「円山公園」内にある「京都市円山公園音楽堂」でした。会場内では、参加エージェント達の集合写真撮影などが行われました。
会場にはGoogle副社長で、Ingressを運営するNiantic Labs(ナイアンティック・ラボ)代表も務めるジョン・ハンケ氏も来場。「数年前にも家族で京都に来たことがあり、その時の経験がIngressを作る際に大きな影響を与えました。(中略)戦いの合間には、京都の歴史や文化などにも目を向けていただきたいと思います」とあいさつ
実は円山公園音楽堂の収容人員は約2500人。会場内に入れなかったエージェントがいたのはもちろん、この3倍以上のエージェント達が市内各所で火花を散らす一大イベントになりました
戦い終わって日が暮れて……
この日のすべての戦闘が終了すると、1日の締めくくりとして国立京都国際会館でアフターパーティーを開催。特別ゲストの登場や協賛企業からのプレゼント、そしてこの日の結果発表などが行われました。
Niantic LabsがIngressと並行して開発を進めている、今年公開予定の新作アプリ「ENDGAME」。そのクローズドベータ版に参加できるQRコードが、会場内のエージェントだけに発表されました
一見怪しいけど大人の配慮ができるエージェント達
路地に集まって黙々とスマホを操作しているエージェント達は、はたから見ると新手の◯◯か? と思うほど怪しいです。とはいえ、エージェント達は、前述のとおり30~40歳代が中心。車や地元住民、一般観光客の往来の邪魔にならないように道路の端によったり、住宅地の中では小声で話したりするなど、配慮しているのが印象的でした。
Ingressの動員力には、京都市以外にも数々の地方自治体が関心を示しています。いつかあなたの街やその近くでも、Ingressのイベントが開催されるかもしれません。その時は、ぜひ参加されてみてはいかがでしょう? 慣れ親しんだ地元に意外な発見があったり、新たな人の輪がつながったりするかもしれませんよ。